IT武装戦略の着眼点

第9話:仕事が3倍速くなり、残業ゼロを実現するITツール!

2015年09月02日

1日8時間労働のうち、75%を費やしているのが、「ビジネスコミュニケーション時間」というデータを見つけました。一般的な企業では、メールに3時間、会議に2時間、電話などの応対に1時間という統計データが出ています。

ビジネスコミュニケーションの時間とは、メールや電話、会議など仕事上で「自分だけの仕事の時間」を除いた時間を指します。

8時間のうち6時間が費やされているわけですから、自分自身の仕事ができる時間は実質2時間です。たったそれだけの時間で、日常業務といった"自分だけの仕事"を終わらせることは難しいのが現状だと思います。

更に、経営者や幹部の方になると、"自分だけの仕事"には経営管理が含まれてきます。ということは結果的に残業、あるいは自宅に持ち帰って仕事をすることになっていまいます。

理想としては、ビジネスコミュニケーションに費やす時間を大幅に削減し、その分を自分の仕事に割くことが出来れば、超効率的な組織運営が可能となります。


この理想を実現できるITツールがあります。
「チャットワーク」(http://www.chatwork.com/ja/)です。
どんなツールかというと、「ビジネス版のLINE」をイメージされると良いと思います。

チャットワークは、「ビジネスが加速するクラウド会議室」というコンセプトで、業務の効率化と会社の成長を目的とした、メール・電話・会議に代わるコミュニケーションツールを提供しています。

導入企業は73,000社を突破しており、ムダなメールや電話、会議が減るということで注目されています。

実際に導入している会社は、ビジネスコミュニケーションを削減しています。1日の内訳では、「チャット」という新しい項目が追加され1.6時間。メール0.2時間、会議0.6時間、電話0.4時間となっています。

チャットが、メールや会議、電話応対などの業務を複合してしまうので、結果的に従来のビジネスコミュニケーションに費やしていた時間を、半分以下にまで減らすことが出来ているのです。

1日8時間労働で1ヶ月に20日間(160時間)勤務したと仮定すると、チャットを活用することで1人あたり1日3.2時間、1ヶ月に64時間、年間で768時間も効率化出来ることになり、必然的に自分自身の仕事に費やせる時間が約3倍にまで増えることになります。

日常が多忙な経営者や幹部としては、自分の仕事が3倍速くなることで、効率よく仕事をして残業を減らし、余った時間を重点戦略の立案など、売上に繋がる大切な時間を充実させましょう。


チャットワークは無料から始めることが出来ますので、まずは自社で試してみることです。社内の業務から使ってみて、慣れたら社外用に活用を広げていけば良いのです。

チャットの社内活用例として・・・

例えば、上司が部下に「ここは、こうしなきゃいけないよ。」と言う場合、資料をスマホで撮影して、それをチャットに掲載します。これだけで部署の全員に伝えることができます。上司は部下が見たかどうかもチェックできます。

コミュニケーションが「1対1」から「1対N」になるので、ノウハウの水平展開が簡単にできます。例えばA支店で良いノウハウが分かったら「こうすると良いよ」と他の支店全部に入れることが出来てしまいます。

社員教育としても、手間暇かかる面倒くさいマニュアルを作成しなくても、動画を撮影しておいて共有チャットに掲載するだけで、社内にはスキルやノウハウが蓄積されていきます。


世の中、便利なものは普及していきます。今までメールでやっていたことがチャットというツールに置き換わって行くでしょう。

例えば、音楽を聞く手段は、テープから始まり、MD・CD、そしてインターネットになりました。使う人が便利だと感じると、理屈抜きにツールは変わります。本来人間は、面倒くさいことが嫌いだからです。

繰り返しますが、チャットワークは無料から始めることが出来ますので、まずは使ってみましょう。これはすべてのITツールに言えることですが、使ってみて、それから応用を考えていけば良いのです。

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