IT武装戦略の着眼点

第62話:中小企業の効果的なネット集客法!

2016年10月12日

「今までネットで集客したことがないのですが、何から始めたらいいですか?」

これはある方から最近頂いた質問です。

 

まずインターネットの現状をお話しすると、何か商品やサービスを購入しようとするときは、営業マンに合うまで全ての購入プロセスの57%をすでに終えているという調査結果があります。

 

特にインターネットで、「◯比較」「◯おススメ」「◯評判」などの検索を行うと、見事に欲しい情報が手に入ります。例えば自動車を購入したいと考えている人の93%は、インターネット検索から始めるそうです。

 

しかしGoogleで一番上にある広告は80%が無視され、75%のユーザーは検索結果の2ページ目以降を閲覧したことが一度もないというデータもあります。

 

そして、関連する言葉を見つけるためには10秒しか費やさず、すぐに離脱してしまうのです。こういったデータ傾向から、インターネットで検索上位に自社のホームページが行くことは、とても重要なことと認識できます。

 

また検索する言葉によってはライバルが少ない場合や、競合他社のホームページ戦略レベルが低いことで、カンタンに上位表示されることもありますが、稀なことでもあります。

 

広告費を投入してPPC広告(検索したページ上部に3~4つの部分に広告表示される仕組み)に掲載しても、沢山ライバルもいるので、費用対効果が合うようにするには大変な作業が必要になります、

 

PPC広告を出稿するには自社でも出来ますが、多くの場合は専門の業者に広告掲載料の20%~30%を支払って、おまかせするのが一般的です。

 

このように今までと同じ方法で、DM(ダイレクトメール)を出しても反応率は落ちるばかりです。とは言え、インターネットでの集客を行おうとしても費用対効果を合わせるのが難しく、検索上位に持っていくには大変な労力とコストがかかります。

 

そこでオススメの方法は、インターネットとDMの両方を使う販売促進です。

 

インターネットから直接自社ホームページを見てもらうのではなく、DMからホームページを見てもらう方法です。

 

今までのDMは、掲載した商品やサービスに興味を示してもらい、メリットを感じてもらい、買わなければいけない理由を感じ、購入してもらう流れになっていました。

 

それを、DMを利用してホームページに誘導し、ホームページで詳細に商品やサービスのメリットを感じてもらい、買わなければいけない理由を感じ、選択肢に入れてもらい、購入してもらう流れです。

 

この方法は特に既存顧客や、一度でも自社商品やサービスに興味を持って頂いた顧客にはとても効果的です。

 

冒頭の方のような、今までネットで集客したことがない会社は、まずはすでに関係性が高い既存顧客にDMを送り、自社ホームページに誘導するのがオススメです。

 

またDMはよくある封筒に入れて送る方法ではなく、低コストで可能な透明封筒を利用することや、A4サイズのハガキにして、開封が要らない形で出す方法がより効果的です。

 

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