IT武装戦略の着眼点

第74話:避けては通れないスマホサイトの時代?

2017年01月25日

「当店のホームページはスマホ対応した方が良いのですか?」

先日ご相談を受けた、飲食店経営者の方からのご質問です。

 

近年、スマートフォン(以下、スマホ)の普及にはめざましいものがあります。最新の情報通信白書によると、情報通信機器の普及が全体的に飽和状況の中、スマホ保有者は年々増加し70%を超えています。

 

もっと詳しく見ると、「携帯電話・PHS」及び「パソコン」の世帯普及率は、それぞれ95.8%、76.8%となっています。また、「携帯電話・PHS」の内数である「スマホ」は、72.0%と普及が進み、「パソコン」との差が前年の13.7ポイントから4.8ポイントに縮小しているようです。

 

このスマホ普及により、今やパソコンよりもスマホでネットを利用する人が増えています。そのためホームページのアクセスも、今やパソコン経由と同じくらい、場合によってはスマホ経由の方が多いような状況となっています。

 

例えば、消費者向けサービスを手がけるある企業のホームページでは、アクセス数の半分以上がスマホ経由、という地域や業種も少なくありません。

 

このようにスマホを使ってホームページにアクセスする人が増えているわけなのですが、スマホサイトには大きく2つの表示方法があります。

 

●パソコン用ホームページをそのままスマホに表示する!

ひとつ目は、パソコン用のホームページをそのままスマホに表示する方法です。

 

この方法で表示すると、パソコンに比べると随分小さく表示されてしまいます。スマホの画面の横幅は5センチ程度しかなく、パソコン画面の10分の1程度ですから、文字や写真のサイズも10分の1で表示されます。

 

そのためスマホにパソコン用ホームページをそのまま表示すると、文字や写真が小さ

すぎてホームページの内容がよく読めません。またリンクをタップ(クリック)しにいという問題もあります。

 

●パソコン用ホームページとは別に、スマホ専用サイトを用意する!

そこで二つ目の方法として、スマホの画面サイズに合わせたホームページを別に用意する、というものです。

 

スマホの横幅にあわせて1行あたりの文字数を減らして大きな文字を使い、写真のサイズも工夫することで、見やすい形式でホームページを表示するのです。

 

読みやすくなりますから、自社商品やサービスへの理解が進み、問い合わせや購入の可能性が高くなります。

 

こうした理由で近年、スマホのサイズにあわせたホームページ(通称:スマホサイト)のニーズが高まってきているのです。

 

ところがスマホサイトを作る際に問題が一つあります。それはお金がかかることです。

 

多くの制作会社では、スマホサイトの制作はパソコン用のホームページとは別料金で、ホームページと同じ程度の制作費用がかかります。場合によっては30万円以上請求されることも少なくありません。

 

しかし、パソコン用ホームページをスマホのサイズにあわせて自動変換するシステムを使えば、追加費用がかかりません。スマホサイトを一から作るのではなく、システムがパソコン用ホームページを自動変換するのです。

 

このような自動変換だと、パソコン用ホームページを更新すると、それが自動的にスマホサイトにも連動しますので、スマホサイトの更新の手間がかかりません。

 

パソコンサイトとスマホサイトとを別々に作った場合、更新も別々にしなければいけませんので、更新の手間は2倍になります。しかし自動変換であれば、パソコン用ホームページを更新すれば自動的にスマホサイトに連動しますから、片方だけの更新で済み、手間がかからないのです。

 

弊社がオススメするのは、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)で作ったホームページでスマホサイトを活用する方法です。

 

CMSで作ったホームページを利用すれば、パソコン用ホームページだけでなく、スマホサイトも簡単に用意することができます。今まで予算の問題でスマホサイトを作成できなかった中小企業でも、気軽にスマホサイトを実装できるのです。

 

ぜひスマホサイトを作って、より多くの見込み客にアプローチしていきましょう!

 

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