IT武装戦略の着眼点

第98話:良い商品だと売れるのか?

2017年09月20日

「この商品はとても良い商品なので、ホームページで沢山売れると思いますが?」
この手の内容は頻繁に受ける質問で、弊社質問ランキングの上位を占めるモノです。

 

「残念ながら、例えどんなに素晴らしい商品であってもホームページで売るのは難しいですよ!」とお伝えします。理由はカンタンで、情報化時代の昨今、「買い手が賢くなった」ということです。

 

つまり、買い手は何も考えずにホイホイお金を使うのではなく、自分に本当に必要なのか、これは自分に本当にあっているのか、というのをしっかりと考えるようになったのです。

 

買い控えの傾向もあるのかもしれませんが、買いたい・欲しいというニーズやウォンツがあるにも関わらず、考えた結果「買わない」という判断になっただけなのです。価値観も多様化し、それぞれのライフスタイルや事情があるわけです。

 

このように買い手の意識が変わってきているのに、売り手の意識が変わらなければ、例え良い商品やサービスであっても売ることは出来ません。買い手が賢くなるのに合わせて売り手も賢くならないといけないのです。

 

それではこの情報化時代において、ホームページで売上を伸ばすためには、どうすれば良いのでしょうか?

 

消費者がインターネットを利用する際に、複数のホームページを比較しながら情報収集を行います。特に商品やサービスの購入を考えている場合は、申し込む前に複数のホームページにアクセスして、じっくり比較検討を行います。

 

もちろん実社会でも比較は行われますが、比較する手間が大変なので、それほど多くの企業の比較は行われません。しかしネットの場合、簡単に複数のホームページにアクセスできますから、実店舗よりも比較される可能性がはるかに高くなります。

 

したがって自社のホームページを訪れる見込客は、確実に同業他社のライバルのホームページも訪れています。自社のホームページとライバルのホームページを見比べながら、どちらの会社が良いかを比較します。

 

そして比較の結果、ライバルをお客が選んだ場合、自社への注文や問合せは発生しません。ライバルの方が良いと判断したお客は、御社ではなく、ライバルに注文や問合わせを行います。

 

自社のホームページがライバルに見劣りしていると、社長の知らないところでお客はライバルに流れてしまうのです。ですから、ライバルのホームページよりもお客にアピールできるホームページを作らなければいけないのです。

 

単にお客に対してアピールするのではなく、「ライバルよりも」アピールできなければいけないのです。

 

それでは、自社のホームページを見た見込客に、ライバルではなく自社に注文や問合せしてもらうには、いくつかポイントがありますが、次の3点に気をつけてホームページを作成しましょう。

 

① ライバルより信頼してもらう!

② サービス・商品のメリットを伝える!

③ 専門家としての情報を提供する!

 

このような点に注意してホームページを作成するだけで、見込客からの問合せに確実につながります。

 

自社ホームページは、ライバル企業より優れていますか? 

 

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