IT武装戦略の着眼点

第99話:営業マンを増やさずに営業力を上げる方法!

2017年10月25日

「ウチは零細企業なので、これ以上営業マンを雇うのは無理です。営業マンを増やさずに営業力を上げる方法はありますか?」製造業を経営している社長の相談です。

 

多数の営業マン、強力な営業力を持っていない中小企業にとって、人的販売に頼らない、自社独自の営業体制や仕組みを持つことは、非常に重要なことです。一番のおススメは、ホームページを使った24時間365日営業です。

 

ホームページを使って見込客を集め、その見込客に営業マンがセールスする、この仕組みを構築するのです。特に営業マンが一番困っている、集客の部分をホームページの力を借りて実現していくのです。

 

この手法は、例えば製造業のような法人向け営業でも効果的です。見込客の悩みを解決する提案策を、上手に伝えることができるホームページを作れた場合、平均的な営業マンより優れた営業マンとなるでしょう。

 

また優れたホームページがあれば、自社の売り物にマッチした見込客全員の元を訪ねて行くことができる営業マンに変わります。感情のある人間とは違い、無休で疲れ知らずで、病気で休んだり、競合他社に鞍替えしたりしない営業マンです。

 

しかし多くの中小企業は、単なる会社案内程度でホームページを作っているので、とてももったいない限りです。ホームページを事業戦略に上手く組込み、大きくなった会社は数知れないほどです。

 

このホームページを活用した見込客獲得手法をとれば、低コストで見込客が集まってきますので、従来の営業活動に営業マンを使っていたのがもったいなく感じられてくるでしょう。

 

なぜならば飛び込み営業にしても、テレマーケティングにしても、どんなに優秀な営業マンでも1ヵ月で10,000件に対してアプローチをかけることは不可能だからです。

 

良くあるのが、営業マンが名刺・カタログ・会社案内をもって、毎日毎日飛び込みをさせますが、1日100件も訪問するのはとても大変だし、若い営業マンは心理的ストレスから絶対に出来ません。

 

一方、ホームページを使った見込客集めであれば、1日で10,000件の方にアプローチすることなどとても簡単です。検索やFacebookなどへのオンライン広告、チラシやDMなどのオフライン広告など、予算に応じて様々な打つ手があるからです。

 

ホームページは一定の確率で見込客を連れて来ますので、営業マンはこの見込客に対してじっくりアプローチする方にエネルギーを割くことができますので、契約にいたるまでの確立がグンと上げる事が可能なのです。

 

つまり、非生産的な見込客を集める作業に時間をつかわなくてもよくなる分、より密度の高い営業活動に専念できるわけです。

 

今いる営業マンがさらに動きやすくなるために、無駄に足が棒になるほど訪問をしなくても良くなるように、声がかれるほどテレアポをしなくても良くなるように、社長がこのような営業戦略の仕組みを作っていくべきです!

 

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