IT武装戦略の着眼点

第102話:予測不能の「VUCA」時代にどう対応するか?

2019年03月06日

今の時代は「VUCA」の時代と称されています。「Volatility(激動)」「Uncertainty(不確実性)」「Complexity(複雑性)」「Ambiguity(不透明性)」の頭文字をつなげた言葉です。

 

もともとは1990年代に生まれた軍事用語で、的確な判断する材料・情報が極度に少なく、戦略の決断が著しく困難な状況を指していました。これが2010年代に入り、解析不能な経営環境を示す言葉として流行ってきたのです。

 

大統領がツイッターでつぶやくだけで株価が乱高下、突然暴かれる企業の不祥事や不適切動画、予測不能な事態が次々と起きる現代は、まさにVUCAの時代です。

 

この状況は社会的な激変を指すだけではありません。インターネットの発達とデジタルツールの進化で、あらゆるモノに影響を及ぼすことになっています。「風が吹けば桶屋が儲かる」のことわざは、あり得ない因果関係を指していましたが、現在ではそれが当たり前となってきているのです。

  

こうした状況下で、中小企業経営者はどう対処すれば良いのか?

 

実は、その最新デジタルを活用することで、これらの問題をアッサリと解決出来ます。ここ数年ほどの間で、経営マネジメントどころか、販売戦略に関わるデジタルツールは、驚くべき進化を遂げています。

 

これまで、「ホームページを準備し、魅力的なランディングページを作り、集客や販売に活用する」という一連の作業は、時間も費用も掛かるため、かなりの決意を持って挑んだ人も多かったはずです。

 

しかし実践してみたものの、思ったほど手応えがなかったり、手直ししたくてもまた時間と費用が掛かったり、更にはスマホ用の対応に迫られるなど・・・。現場でよく聞く声でもあります。

 

その点、最新デジタルツールの大きなメリットは、スピード・低価格・簡単の3つです。

 

まずスピードで言うと、ランディングページの場合、ヒアリングから完成まで、細かいやり取りやチェックに時間を拘束され、納品まで3ヶ月~半年かかることがあります。

 

しかし今どきの最新ツールを使うと、わずか数日でリリースが実現します。馴れた人であれば、最短1日で出来てしまうこともあります。

 

コストの点では、通常、制作会社にランディングページを依頼した場合、安くても1ページ当たり20万円程度が相場だと言われています。しかし、最新ツールを使えばなんと無料でも可能です。

 

そして、誰でもできる簡単さです!

パワーポイントが触れる人なら、その要領でドラッグ&ドロップすれば、画像も動画も自在に配置できます。しかも、スマホ対応も簡単です。と言うのも、同じ作業でスマホ対応サイトも出来上がるからです。

 

「早くて、安くて、簡単!」。最新デジタルツールの活用で、ビジネスチャンスを大幅に広げることになります。まさに、解析不能のVUCA時代にピッタリの経営ツールなのです。

 

言葉を変えれば、VUCA時代でも売上結果を出せる経営者は3つだけです。

 ①最新デジタルツールを知ろうとする気があるか?

 ②小さな変化に取組む気があるか?

 ③小さなテストをスピーディーに繰返す気があるか?

 

今後も、最新デジタルツールがどんどん出てきますが、多くのツールは無料か安価です。その結果驚くほどスピーディーに、しかも低予算で集客が出来るようになりました。

 

情報は溢れているので、大企業であろうと中小企業であろうと、条件は全く同じです。後は知的に怠惰か、勉強好きかの違いで大きな差が出るのです。

 

自社は、最新デジタルの活用が出来ていますか?

 

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