先日のセミナーにて塾の経営者Kさんからご質問をいただきました。「子どものやる気を出させるためには?」ということでした。これは子どもだけはなく会社の社員でも同じことが言えます。
やること①
子ども(社員)のフェーズを理解することです。「どこでつまずいているのか?」を調査します。やりたくても「できない」からやる気にならないのです。
やること②
フェーズの分析ができれば、簡単にできる問題からやらせます。そこで自分が「できる」ことを印象付けていきます。できないことにフォーカスさせるのではなく、できることにフォーカスする訓練をします。
やること③
小さな自信が芽生え始めた時に、夢ややりたいことを共に妄想します。自分のやりたいことを表現できるようになれば、目的を作れるようになります。
やること④
おぼろげでも良いので目的が見えてくれば、そのための一歩を共に考えます。いきなり遠くの目的に行くのではなく、小さな一歩が何なのかを考えるようにするのです。このような段取りをとる訓練をしたことがない子や社員は一緒にやってあげることです。安心してください。最初は手が掛かりますが、後になれば自立するようになります。育てることが最もの近道です。
やること⑤
色々とやっていると「できない」ことにフォーカスすることが再発します。それは、「基礎のどこかができていない」から。できていないことが何かを分析していきます。そしてできるように訓練していきます。テストとは高得点をとることを目的にしません。「自分がわからないことやできなこと」を探すためにするのです。
セミナーでもお伝えしていますが、私は脳みその研究をして偏差値37から60まで上げました。成果に結びつけるノウハウは人材育成にも使えます。
フェーズを見極める。人材育成では大事なポイントです。
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